オーダースーツの相場はどれくらい?種類別の相場やオプションにかかる費用

オーダースーツの相場はどれくらい?種類別の相場やオプションにかかる費用

オーダースーツを作ってみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、オーダースーツのお店は「入店しにくい」「金額が高そう」などのイメージが強く、お店へ行くことを躊躇されるケースもあると思います。

今回は、オーダースーツの種類や相場についてご紹介します。

{アウトライン}

1. オーダースーツの種類と相場

オーダースーツの種類は3つ

オーダースーツには大きく分けて、

●パターンオーダー
●イージーオーダー
●フルオーダー


という3種類があります。
各オーダーには価格やオーダー方法に違いがあります。それぞれの特徴や違いを見ていきましょう。

1-1. パターンオーダー

店舗に用意されているゲージ服(見本服)の中から、自分の身体に合ったものを試着し、着丈や袖丈、ウエストなど細かい部分を調整し仕上げていきます。
価格の相場は約3~5万円となります。

ゲージ服が多く用意されているブランドを選ぶことをおすすめします。

【パターンオーダーの特徴】
●ゲージ服(見本服)を着るので仕上がりのイメージがしやすい
●他のオーダー方法と比較して安価で納期が短い

1-2. イージーオーダー

パターンオーダーとフルオーダーの中間にあたるのが、イージーオーダーになります。
型紙を選び、採寸をします。パターンオーダーでは困難である、なで肩、いかり肩、猫背、出尻などの体型補正も可能です。

相場は、約5~10万円となります。

【イージーオーダーの特徴】
●身体的特徴を捉えた補正が可能
●フルオーダーよりも安価で作れる

1-3. フルオーダー

フルオーダーは型紙から作成するオーダーになります。仮縫いと呼ばれる工程があるのが、他のオーダーとの大きな違いです。
採寸、裁断、縫製など手作業の工程が多いため、職人には高い技術が要求されます。そのため手間もコストもかかり、納期が長くなります。

価格の相場は20万円以上。高価なものは100万円以上することもあります。

【フルオーダーの特徴】
●最も本格的なオーダーであり、仮縫いがある
●金額が高く、納期が長い


カンタンにまとめると以下の通りです。

オーダーの種類 特徴 相場
パターンオーダー 袖丈や着丈の長さを調整できる 3~5万円
イージーオーダー 細かな体型補正が可能 5~10万円
フルオーダー 自分にピッタリなスーツが作ることが可能 20万円以上


オーダースーツは生地やオプションの追加によって価格が変動するので、あくまでも目安として認識しておきましょう。
 

2. オプションの種類

オプションの種類

自分の好みや用途に合わせたオプションを取り入れ、カスタマイズを楽しむことができるのもオーダースーツの魅力です。
オプションには、デザイン性を高めるものから着用感を高めるものまで、数多くの種類があります。

ここからは、代表されるオプションの種類や相場についてご紹介します。

2-1. ジャケットの主なオプション

ジャケットのオプション種類には襟型やポケットデザイン、ステッチなど様々なものがあります。
今回はその中から人気のオプションをご説明します。

それぞれのオプション料金は2,000~4,000円が一般的なようです。

本台場・本切羽・AMFステッチ

①本台場(ほんだいば)
ジャケットの内ポケットを表地で囲う仕様を指します。ポケット周りに表地を使用することで保形性が高まり、型崩れ防止に繋がります。
また、表地をふんだんに使うことから贅沢感が増します。

②本切羽(ほんせっぱ)
袖口にボタンホールがあり、開閉できる仕様を本切羽と言います。
ボタンホールを作る技術と手間から高級感溢れる本格的な仕様です。
数あるオプションの中でもオーダースーツには欠かせないオプションのひとつでしょう。

③AMFステッチ
主に襟の端やポケット端に入れられるステッチを指します。
AMFステッチを入れることで生地の膨らみを抑え、身体にきれいに沿う立体的な仕上がりとなります。

2-2. スラックスの主なオプション

スラックスのオプションには強度を高めるオプションなど機能的なものがいくつかあります。目安となる価格と合わせてご紹介します。

アジャスター・滑り止め・シック

①アジャスター 2,500~4,000円
ウエスト部分を拡縮可能なアジャスター。お直しを施さずとも体型変化に応じてウエスト周りを自由に調整可能。

②滑り止め 800円~1,000円
スラックスの内側部分に装着する滑り止め。ウエスト部分のフィット感が高まり、シャツがずり上がりにくくなる効果があります。

③シック(股補強) 800円~1,000円
シックと呼ばれる、通常よりもやや大きな補強布を股の内側部分に取り付けます。
汗や摩擦から起こる股ずれを抑え、生地の傷みを防止するため、耐久性が高まるでしょう。

2-3. その他オプション

その他オプションの種類

①裏地 3,000~5,000円
代表的な素材はポリエステルキュプラの2種類です。
ポリエステル裏地は無料の標準装備としている場合がほとんどです。耐久性に優れているものの吸湿性や滑らかさはあまりない素材です。
一方、キュプラ裏地は吸放湿性が高く、滑らかです。裏地ではありますが表地に与える影響度も高いため、キュプラ裏地はおススメのオプションのひとつです。

裏地については「オーダースーツ初心者必見!裏地の役割や選び方のポイント」でも詳しく解説しているので、チェックしてください!

キュプラ・ポリエステル

②ボタン(釦) 1,000円~3,000円
プラスチック製のボタンが無料の標準装備となっている場合がほとんどです。
有料のオプションとしてナット、本水牛、メタルが代表的なボタンとしてあげられます。

釦の種類

ナットはヤシの実の種を原料とした天然ボタンのひとつです。木目調の柄や軽快さがナットボタンの特徴です。
本水牛は水牛の角を原料とした高級感溢れる天然ボタンです。上品でスーツ全体が引き締まった印象になります。
メタルボタンはブレザーに用いられる金属のボタンです。スポーティーで且つ正式な場での着用も可能な汎用性の高いボタンと言えるでしょう。ゴールド、シルバー、艶の有無などデザインは様々です。

この他にもさまざまなオプションがあるので、スタッフに聞いてみましょう。

3. オーダースーツを作るならQuality Order SHITATEがおすすめ

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